多くの女性は痩せたいと願望を持っていることでしょう。痩せるために、食事制限や運動したりします。
わたしの友人に会うたびに「今、ダイエット中だから!」と言う人がいます。会う頻度は年に2、3回くらいですが、会うたびにダイエット宣言を聞くので常にダイエット中なのかと思ったらそうではないようです。いつもダイエットを始めても2カ月ほどで挫折してしまうそう。そして、しばらく休息期間を経て再び「ダイエットする」と決意したころにわたしと会うため年中ダイエットしているように見えるのでした。
若い時は基礎代謝もあるので、少し食べない生活をすると面白いくらい体重が減ることがありました。しかし、だんだん年齢を重ねていくと痩せづらくなっていきます。
30代以降は徐々に運動不足から筋肉が衰え、代謝も落ち脂肪を蓄えていきます。意識しないと、太る一方でなかなか痩せにくくなってしまします。
しかし、年齢を重ねても痩せることは出来ます。
「でも、キツイ食事制限をしたり、激しい運動をしないといけないんでしょ?」と、思うかもしれませんが、日常生活でちょっとした運動や生活習慣の改善で痩せることができます。
「ダイエットなんてやめたい」と思っているあなた。継続することが一番難しいですよね。
自暴自棄になったり、むきになって痩せようとしている人は一度ダイエット法を見直してみましょう。成果の出ない方法でダイエットをしていても辛くなるだけです。
痩せることへの意識を変えてみませんか。
ダイエット挫折を繰り返す人は考え方変えてみよう!
ダイエットはなかなか結果が出なくて諦めてしまうことが多いですよね。特に早く結果を求めたい人はダイエットのルールを厳しくしがちです。
例えば、1日の摂取カロリーは1500kcalにするとか、甘い物は食べない。18時以降は食べない。などなど。
確かにこのようなダイエット方法では一時的に体重は減りますが、その後しばらくすると思うように体重減少しなくなります。体重が減らなくなると「こんなに頑張っているのに痩せないなんて」と、ダイエットをやめたくなってしまいますね。
結果を早く求めすぎない
手っ取り早く痩せるには食事制限をすることではないでしょうか。
1日の摂取カロリーを減らすために1食を抜いたり、食事制限をすると体はエネルギーを節約しようとし、筋肉が減っていきます。そうすると基礎代謝が下がるため、脂肪がつきたるみます。筋肉が減ると体重も減るので一見痩せたように感じますが、実際には太りやすくなります。
極端な食事制限をするとブドウ糖や水分不足から体がだるくなったり、立ちくらみの原因になります。長期的に食事制限をすると、便秘や生理不順を引き起こすこともあります。
また、運動で体重を減らそうと急に激しい運動を始める人もいますね。運動をして脂肪が減ってくると、体は飢餓の危険を感じてしまい脂肪をためようとする働きをします。他にも、運動をしすぎると体の中で活性酸素が増えすぎてしまい、肌の老化につながることもあります。
痩せるために運動するよりも、日常生活で動く頻度を増やす方がより効果的です。1駅分歩いたり、電車で座らずに立ってみたり。車で移動することが多い人は、たまには歩いて買い物へ行ったり。これらを習慣化し、今までよりも動くことを意識して生活すると半年、1年かけて自然と痩せていきます。
痩せるには精神面が肝心!ポジティブだとダイエット継続できる
ダイエットをあきらめないことです。「どうせわたしなんて…」といったネガティブな感情は捨てましょう!
わたしも基本ネガティブ思考なので、よく「もう無理」と考えがちです。ダイエット中、これだけやっても痩せないならやるだけ無駄かもと不安になることもありました。
そんな時は、理想の自分を想像するようにしていました。
わたしは「痩せたらタイトなスカートを履きたい」とか、「水着を着て海に行きたい!」など。楽しいことを痩せたら出来ます。
ポジティブな考えを持つことはいい結果につながるとも言われています。
「引き寄せの法則」というあなたが望む未来へと向かえる方法をご存知でしょうか。本当に欲しい結果は、意識的に引き寄せるという考え方です。「理想の自分」「スリムな体型」をイメージして、そうなれるように継続することです。
小さな目標を立てる。クリアしたらご褒美で自分を甘やかす
ダイエットを継続していく中でゆっくりでも体重・体型が変化していけば自信がつきます。嬉しくなりますね。そんな時は自分にご褒美をあげましょう。
いつも自分に厳しくしていると、つらいだけです。
目標は小さくしましょう。よく「1カ月で3㎏痩せる」というダイエット目標を立てたりする人を見かけますが、ほぼ無理です。痩せたとしても、必ずリバウンドします。
小さい目標を一つずつクリアしていくと、その度に達成感を得られます。これは継続する上でモチベーションアップにもつながります。
例えば、初めの目標は「1カ月500g痩せる」くらいの気持ちでいいと思います。
女性の場合だと生理周期によって体重の変化はしやすいです。特に生理前、生理中は体に水分を貯めやすくなるので体重は増加します。そのタイミングでは体重は測っても、気にしないようにしましょう。
生理後に体重を測ってみて、1カ月ごとの体重を比較していくとわかりやすいでしょう。
2か月後に1㎏減っていたら新しい服を買う。映画を見に行く。など、自分の好きなことをご褒美に目標を達成できるようにしましょう。
あなたは本当に太っている?BMIで客観的に太っているか見てみよう
痩せている方が美しいと女性は考えてしまいますが、身長によって体重は変わるので何を目安にしていいのかわからないです。
痩せぎみか肥満なのかはBMI(Body Mass Index)という体格指数を目安に判定できます。
自分のBMIの計算の仕方
BMI 18.5未満 :やせすぎ
BMI 18.5~25未満 :ふつう
BMI 25以上 :肥満
このように分類されます。
標準体重は?
この時標準BMIを22と言う数字は、いろいろな調査からもっとも病気にかかる割合の低い体格がこの22という数値だったことから採用されています。BMI20~24くらいの間が一番病気になる割合が低いです。
BMIの数値が低いと、免疫力低下から感染症にかかりやすくなり、治りにくいです。反対に、太りすぎは高脂血症や糖尿病など生活習慣病のリスクが高くなります。
若い女性の中にはBMIが20くらいにもかかわらず「痩せたい」と思っている人が多いです。しかし、体重が軽ければ美しいわけではありません。
自分のBMIを測ってみて、本当にダイエットが必要かもう一度考えてみましょう。
ただし、体重が軽いけれど痩せたいと思ている人の中には、体脂肪率が高い人もいます。そういう人は筋肉が少なく、脂肪がたるみやすいので肉付きがよく見えてしまいます。「痩せたい」と思うのも無理ないことです。そんな方は体重にこだわらず、軽い筋トレ・ストレッチをして筋肉量を増やす方がいいですね。
やめたいと思わないダイエット法を見つける
そもそも途中でやめたくなるようなダイエット方法は向いていないと思います。世の中にさまざまなダイエット方法がありますね。
厳しい食事制限や運動は長期的に続けることは辛いものです。なるべくダイエットを意識せずに、普通に過ごして痩せることができればいいですよね。
わたしのご紹介する方法はすぐに痩せることはありません。出来る範囲で食生活を改善させ、まずは太らない体を作ることです。太らないように意識して生活を続けていけば無駄な脂肪は落ちていきます。もちろん、暴飲暴食は厳禁です!
毎日体重を測って体重をコントロールする
レコーディングダイエットのように毎日食べたものや体重を管理していきます。といっても記録はせずに、なんとなく覚えておくくらいのゆる~いダイエット法です。
とにかく自分の生活の中で、食べることを意識する。食べ物や自分の生理周期によっての体重変化を知ることです。毎日繰り返し行って習慣化していけば、辛くなることはありません。ゆるく長く続けられるでしょう。
めんどくさがりの人にはこれ!
めんどくさいけど、痩せたいという人にはこちら。
これも食生活で改善できる方法です。
豆乳で痩せる?豆乳ダイエット
豆乳ダイエットです。これは女性の生理習慣を利用して行うものです。ただ朝豆乳を飲むだけなので簡単で、健康的なものです。
人により個人差はありますが、試してみる価値はありますね。
よい睡眠で痩せる
睡眠が不足すると太りやすいと言われています。良質な睡眠をとることは痩せることにもつながります。睡眠を見直してみましょう。
痩せるのは簡単ではない
キレイになりたい、健康でいたい、医師から体重を落とすように指導されたなど。いろいろな目的でみなさんダイエット行っているでしょう。
ダイエット挫折したことがある人はよくご存知だと思いますが、痩せることは簡単ではありませんね。本当にわたしも痛いほどわかります。
短期的に痩せるとその後リバウンドしてしまいます。リバウンドしないためにも、長期的にダイエットを続けることが大事です。
ここでご紹介した方法を試してもすぐに結果はでないかもしれません。しかし、さほど辛いことではないのでゆっくり続けて、理想の自分になっていきましょう。
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