美しさを保つためには食事、睡眠、運動が大事です。どれか一つでも欠けてしまうと疲れやすい、顔色が悪いといった不調が現れる原因になります。
ダイエットをしている方は食事を特に気にされているのではないでしょうか。カロリーを取りすぎに様に計算して食事を取っている方も中にはおられるかと思います。食べ過ぎは肥満の元ですが、食事制限をしすぎも良くありません。「ごはんは食べない代わりにお菓子を食べる。カロリーは摂りすぎないように気を付ける。」と言うような食事制限では体重は減ったとしても肌の調子は悪くなります。女性の場合は生理不順にもなってしまうこともあります。
美しさを作るには栄養バランスの良い食事を取ることが大事です。
しかし、世の中には加工食品や乳製品、菓子パンなど簡単に食べられる食品がとても多いです。そして、それらの食品を食べ続けていると疲れやすい、頭痛が起こりやすい、風邪を引きやすい、ニキビや吹き出物ができるなどの症状に悩まされるでしょう。
これらの症状が当てはまる方は食事を見直してみましょう。いきなり食べるものを全て栄養のあるものに変えることは大変です。まずは体の不調の原因となる食品を控えることから始めてみませんか?
ここではぜひ今日からやめたいもの2つご紹介します。
今日からやめたい!砂糖の危険な実は…
私たちの食べているものに欠かせないものが砂糖です。ケーキや甘いお菓子には砂糖がたくさん入っています。それはみなさんもおわかりでしょう。そかし、甘いもの以外にも加工食品にはたっぷり砂糖が使われています。例えば、低脂肪牛乳は脂肪分が少なく健康に良いと思われがちですが、砂糖が含まれているのです。ご存知でしたか?
砂糖の健康被害は心臓病、糖尿病、認知症などさまざまな病気になりうると言われています。ほどほどに摂取していれば問題はないのですが、砂糖には中毒性があり、常用性はドラッグの8倍にもなります。無意識のうちに砂糖の入った甘いものを食べ続けてしまうのです。「砂糖中毒」と言う言葉もよく使われています。
食品を作っているメーカーは砂糖を入れ商品を作るのは美味しくらるためだけでなく、依存性により繰り返し購入してもらえるからです。コンビニのスイーツコーナーには毎週、なにかしらの新商品が置かれています。毎週、毎週各コンビニで。そして、それらはほぼ購入されています。砂糖中毒の人は甘いものを食べずにはいられないような世の中になってしまっています。
砂糖中毒が体に影響を与えること
砂糖だけでなく、ごはんやパンなどの炭水化物なども糖質です。これらの糖質を摂取すると体内でブドウ糖に変わり、エネルギーとして利用します。血液中のブドウ糖は、すい臓から分泌されるインスリンというホルモンによって細胞に取り込まれていきます。私たちが糖質を多く摂取するとブドウ糖も過剰になってしまい、インスリンの分泌が間に合わなくなってしまい、血液中のブドウ糖が多くなってしまいます。「高血糖」の状態になると、血液がドロドロしてしまい、血管を傷つけるのです。その状態が続くと、2型糖尿病になるリスクが高まります。
糖質を摂りすぎると、細胞にくっついて固くてべとべとした殻を作ります。この殻がシワを作る原因にもなります。肌や体の老化を防ぎたい方は砂糖はやめるべきです。また、砂糖はイライラさせる、PMSの症状を強めるということも言われています。生理前にイライラしたり、生理痛がひどい方も砂糖はやめるべきなのです。
ただ、一生砂糖の入った甘いものは食べてはダメと言っているわけではありません。糖質はエネルギーを作るために大切な栄養でもあります。少し食べるくらいなら問題ありません。
問題なのは、四六時中食べ続けてしまうことです。一度甘いものを食べると「もっと食べたい」欲求が出てきまうので食べることがやめられなくなります。
1週間我慢ので砂糖断ちはできる
中毒性のある砂糖をやめるのはとても難しいです。わたしも甘いものが食べたくて仕方なくなることは多々ありました。砂糖のたくさん入ったお菓子はやめられても、加工食品には多く含まれているのです。すべてを食べないようにするのは困難です。
実際砂糖をやめた経験のあり人はとにかく「1週間つづけなさい」と口をそろえて言います。1週間我慢出来ればその後は砂糖がなくても平気になるでしょう。
今まで食べていた砂糖を食べないようにするとはじめはイライラしたり、落ち着かなくなってきます。そんな時には甘いものの代わりにナッツを食べるといいでしょう。アーモンドやクルミなどのナッツ類は体にも良いとされています。ただ、カロリーは高いので1日10粒くらいまでにした方がいいでしょう。
またどうしても甘いものが食べたくなったら、70%カカオチョコレートを食べることをおススメします。わたしも何か食べたいなと思う時は70%カカオや80%カカオチョコレートを食べています。苦みが苦手という人もいるでしょうが、甘いものを断っていると少し苦いくらいのチョコレートでも甘さを感じることができます。
グルテンから卒業!体の調子はよくなるはず
グルテンは小麦、大麦、ライ麦に含まれているタンパク質です。パンだけでなく、ソース類、麺類やサプリメント、歯磨き粉、化粧品に至るまで多くのものに含まれています。「グルテンフリー」という言葉も日本でも言われるようになってきました。
なぜ、グルテンを摂取しないようにするべきかというと、「人間の体はグルテンを消化できない」のです。グルテン不耐症といわれ、グルテンを摂ると、小腸の粘膜に炎症を起こし栄養が十分吸収できなくなったり、慢性的な不調を引き起こします。また、便秘や下痢だけでなく、めまいや頭痛、関節痛、イライラ、疲労感などにも影響を及ぼします。
グルテンフリーのすすめ
原因不明の体調不良がある場合、グルテンフリーにして様子をみるといいでしょう。まずは2週間グルテンを食べない生活をしてみましょう。気を付けなければいけないことは、カレーのルー、ハムやソーセージなどの加工食品にも小麦粉は含まれています。商品を購入するときは原材料を確かめてからにしましょう。
うどん、パスタにも含まれています。麺が食べたい時は、そばやフォーといった小麦の使われていない麺をたべるといいですね。そばの場合は十割そばで。料理に小麦粉を使う場合は、代用として、米粉や片栗粉を使いましょう。
食べることは生きる上で楽しみでもあります。しかし、食べたいものを食べたいだけ食べていたら体に不調が出てしまいます。病気になってしまったら、食事に制限がかかってしまうこともあります。ですから、健康で美味しいものを食べて生きていけるように早い段階で食生活の見直しをしましょう。
コメント
[…] […]