プチ断食や半日断食など流行っていますね。わたしも時々プチ断食は行っています。胃腸を休めることで便秘を解消が目的です。
断食をすることがアンチエイジングにも効果があると言われています。それだけではなく、さまざまな効果があるので見ていきましょう。
プチ断食の効果
断食をすることで得られる効果がいくつかあります。
- 胃腸や腎臓、肝臓の働きを正常化する
- 細胞の新陳代謝が活発になり、お肌のアンチエイジング効果がある
- 病気に対しての抵抗力・免疫力が高まる
- 気持ちが落ち着く、イライラしなくなる
- 集中力が高まる
- 体の中の毒素が排出される
3日間プチ断食のごはんの食べ方
断食前日
前日の食事の特に夜ごはんは食べ過ぎないように気をつけましょう。また、油ものや糖類はなるべく食べないようにして、お野菜中心の食事にしましょう。
ごはんは白米ではなく、おかゆや玄米ごはんに変えるとより効果的です。食べ過ぎないようにしてください。アルコール摂取は控えてください。
断食1日目 〈朝〉
断食の始まりです。固形物の摂取はできません。飲み物は飲んでも良いです。野菜ジュースも飲んでもかまいませんが、お砂糖もたくさん入っていますので飲みすぎないようにしてください。
お水、白湯、お茶を中心に飲んでください。
断食1日目 〈昼〉
飲み物を飲みましょう。固形物は控えてください。
断食1日目 〈夜〉
夕食は少しだけ食べましょう。この時食べ過ぎてはいけません。おかゆとお味噌汁のように簡単な食事にしてください。お茶碗に半分より少なめのおかゆにしてください。お味噌汁は具なしでしたらお椀1杯で良いでしょう。
断食2日目 〈朝〉
2日目からは少しずつ食べます。朝はおかゆをお茶碗に1杯程度食べても良いです。またお味噌汁1杯と一緒に食してください。
断食2日目 〈昼〉
おかゆ1杯と野菜たっぷりスープを食べましょう。スープには野菜のみで肉類や油分は入っていないものにしてください。
断食2日目 〈夜〉
ここでおかゆでなくお米を食べられます。お茶碗に軽めに1杯とお野菜のおかずにお味噌汁にしましょう。食べ過ぎてはいけません。腹七分目くらいを目安にしてください。
断食3日目 〈回復食〉
3日目の朝からはいつもの食事に戻してもらって結構です。しかし、2日にかけて胃腸が休まった後にたくさん食べてしまうと吸収しすぎてしまいます。食べる量は朝は少なめにして、徐々に増やしていきます。ただし、このタイミングではお肉やカロリーの高いおやつ、菓子パンなどはたべないでください。和食中心の食事にしましょう。
3日間プチ断食の気を付けるべきこと
プチ断食が終わったからといって好きなものを好きなだけ食べないことが大事です。また、プチ断食中は水分補給はしっかり取ってください。カフェインの含まれている飲み物、コーヒー、紅茶は極力避けて温かいお茶にしましょう。
体調が悪い時は無理をせずに途中でやめることも必要です。途中でやめる時も、いきなり普通食に戻すのでなくおかゆから食べ始めるようにしてください。
初心者の方でも簡単に好きなタイミングで始められます。しかし、食べられない時間があるとストレスも溜まってしまいますのでのんびり過ごせる方が良いです。ですから3連休のようなまとまったお休みの時にプチ断食をすると良いでしょう。
普段の生活では、必要以上に食べてしまっています。プチ断食を行うことで、食習慣をリセットし、自分の体を見つめ直しましょう。
半日断食はダイエットに最適!食べ過ぎた次の日は半日断食で太らないようにしよう
プチ断食は3日間にかけて食事を調整し胃腸を休めるものです。しかし、最近はもっと手軽な半日断食が流行っています。効果はプチ断食と同じく胃腸を休ませ、便秘改善ができます。また、ダイエット目的で行っている人も多いです。
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半日断食のやり方
簡単に言うと「朝ごはんを食べない」という方法です。食事は1日2食、昼12時に1食目を食べます。次の食事は19時に取ります。そしてまた次の日のお昼まで食事を17時間断食をします。プチ断食とは違い食事の制限はされていません。基本昼、夜は何を食べても良いとされています。しかし、脂っこいものや甘いものは控えめにした方がいいでしょう。また、朝を食べていないからと言って断食後の昼にたくさん食べ過ぎないように気をつける必要はあります。
朝ごはんを食べないとお腹がなってしまうので心配。という方は野菜スムージーを朝に飲むのはOKです。朝に豆乳を飲むのもいいでしょう。
食事を取らない断食の時間は16~18時間を目安に、自分の生活リズムに合わせて決めてください。
人の体は朝から昼にかけて「排泄」、昼から夜にかけて「摂取」、夜から朝にかけて「消化」します。食べたものを「排泄」する朝のタイミングに食事を取らないことでスムーズな「排泄」を行うことができます。
半日断食の注意
- 水やお茶はこまめに飲む
- 食事は12~20時の間に取る
- 食べ過ぎない
- 甘いもの、脂っこいものは控える
- 野菜中心の食事を取る
- 肉は鶏肉がベスト
朝ごはんは絶対必要説は間違い?朝ごはんは食べない方がいい
わたしが学生の頃は学校の先生は「朝ごはんはしっかり食べましょう」とよく言っていました。わたしも食べることが健康にも、学力向上にも良いと信じていました。
しかし、最近の研究では「どうも朝ごはんは食べない方がいいらしいぞ」という流れになってきています。時代によって考え方は変わってきますね。もちろん、成長段階の子どもは朝ごはんは食べる必要があります。
では、どうして朝ごはんが食べない方がいいと言われてきているのでしょうか。現代人は食事を食べ過ぎていると言われています。食べることで常に内臓が活動していると疲労感が溜まるなどの影響を及ぼします。疲労により内臓機能が低下すると、正常に消化吸収されにくくなり、栄養不足に陥ります。栄養不足によって気分の不調や常にイライラしたりします。
朝ごはんを食べないことで内臓を休め、正常な消化吸収を行うことができます。そのため、便秘解消や体の調子が良くなるのです。
また、食べたあとは胃腸が消化しようと働きます。この時に血液が胃腸へ流れてエネルギーを使うので、脳への血液の流れる量は減ってしまいます。そのため、食べた後は眠くなったりするのです。ですから、朝ごはんを食べないことは午前中の仕事や勉強を向上させます。
今まで当たり前のように食べていた朝食を抜くことは健康やダイエットにもつながります。プチ断食のように3日間かけるのはなかなか時間が取れない方も多いでしょう。その点半日断食は手軽に行えますし、毎日でも、週に3回でも、ご自身のライフスタイルに合わせて行うことができます。みなさんも、一度試してみてはいかがでしょうか。
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