多くの女性の悩みの冷え性。改善したら痩せた？

多くの女性の悩みである冷え性について

多くの女性は冷え性に悩んでおられるんではないでしょうか。

特に指先は冷たくて動かしにくい時なんかもあります。冬だけでなく夏も冷房の中にいると冷えを感じるので、一年中冷えとは付き合っています。今までも冷え性を改善させたくいろいろ試してきました。

みなさんの冷えでの悩みが解決出来るように改善策をご紹介していきます。

冷え性で起こること

「冷え性は万病のもと」といわれるくらいさまざまな影響をあたえます。冷え性だと便秘や下痢、肌荒れ、なんとなく体がだるい、という様な症状が出ます。

下腹部が冷えると女性ホルモンの分泌が乱れることで、生理痛、生理不順、更年期障害などが引き起こされます。PMS（月経前症候群）も冷えることで症状が重くなりやすいです。

また、腰痛や頭痛といった痛みなんかも冷えからくると言われています。寝つきが悪くなったり、夜中に目が覚めてしまうような不眠に悩むことも出てきます。血のめぐりが悪いことで妊娠しにくくなるとも言われています。それだけではなく、下半身の血の流れが悪いと子宮や卵巣などの働きも低下します。

実際うつ病にもなりやすいと言われています。このように冷え性と一言でいっても、からだを冷やすだけではないのです。当てはまるような症状はありましたか？すべてが冷えだけが原因ではありませんが、要員の一つだとは言えます。冷え性を改善することが出来たならこれらの症状は良くなるでしょう。

では、どのように改善していくといいか見ていきましょう。

冷え性改善するためにすること

 

筋肉を鍛える

筋肉を鍛えることで基礎代謝が上がります。

基礎代謝とは、何もしなくても生きている中で必要な生命活動を行うときに使われるエネルギーのことです。１日の総消費エネルギーのうち、基礎代謝は70％です。残り30％は生活活動代謝です。

基礎代謝が上がることで内蔵機能も活発になり、血のめぐりがよくなりなります。そうすることでからだの体温が上がります。

体温を上げる

体温が上がることで冷え症改善する効果があります。それだけでなく体温が高いと免疫力も高まります。風邪を引きにくくなるなど健康維持に大変重要です。

では、体温を上げるために効果的なことを紹介します。

• お風呂は湯舟につかる

シャワーだけでは汚れは落とせても体を温めることは出来ません。湯舟につかりからだをあたためることで肩こり、むくみや不眠の改善が出来ます。

半身浴も良いでしょう。下半身をあたためることで女性ホルモンの分泌がさかんになり、生理痛や生理不順の解消にもつながります。

• 体温を上げる食べ物をとる

にんじん、ゴボウなどの根菜類はからだをあたためてくれます。魚介類、特に赤みの魚肉など。

炭水化物では、うどんよりそばの方がからだをあたためてくれます。白米より玄米を選ぶ方が良いです。カフェインを含む緑茶やコーヒーもまたからだを冷やします。紅茶、ココアが良いです。

冷えを改善したい方はお酒は飲んではいけない、とお思いでしょうか。そんなこともないのです。お酒にもからだをあたためてくれるものもあります。それは、赤ワイン、いも焼酎、日本酒（特に熱燗はいいですね）さらに、紹興酒などです。ビールやウイスキーなんかはからだを冷やしやすいので飲みすぎない方が良いでしょう。

• しょうがを積極的にとる

しょうがは血の流れを良くしてくれます。新陳代謝を上げてくれます。しょうがの辛味成分のジンゲロール・ショウガオールはガンの予防にも効果的と言われています。冷えだけでなくからだにとてもいいです。紅茶や緑茶にすりおろししょうがを入れて飲みましょう。また、おすすめは粉末しょうがです。販売されているので、外出時も持っていくと簡単にしょうがを摂取することが出来ます。

• おなかをあたためる

おなかには多くの血液が流れています。そのおなかをあたためることで、体温が上がります。また下腹部に位置する腸にはリンパ球の約７割が集まっているため、おなかをあたためることで、免疫力がアップします。おなかをあたためるのに手っ取り早いのは腹巻きです。

おなかをあたためるだけでなく全身もあたためます。子宮・卵巣などをあたためることで、女性ホルモンの分泌を促進することで生理痛、生理不順を解消することが出来ます。

また、冷えが気になる時はカイロを貼ることで簡単に体温を上げることが出来ます。腰やおなかに貼る時は腹巻きの上から貼るといいでしょう。

• 首をあたためる

首、手首、足首には動脈が走っています。この「首」が冷えると全身が冷えやすくなります。首にはストールやマフラーを使いましょう。手首は手袋、リストウォーマーを、足首にはソックスやレッグウォーマーを使うことであたためられます。

首には冷えに効くツボもあるので、その首をあたためると全身もあたためることが出来ます。

• ルイボスティー

ルイボスティーは血行を良くし体をあたためてくれます。また妊娠しやすくなるとも言われているので、妊活中の方は良く飲んでおられます。

カフェインも入っていないので安心して妊娠中や授乳中も飲むことが出来ます。

ふくらはぎを鍛えると冷え性は治る

体温を上げるためには筋肉を鍛えることが効果的と言いましたが、特に下半身の筋肉を鍛えることが大事です。

血液は心臓から全身へと巡っていきます。しかし、下半身は心臓から遠い位置になるのと、重力の関係から血液の循環が滞りやすくなります。下半身から心臓へと血液を戻すのにポンプのような役割をふくらはぎが行っています。

ふくらはぎの筋肉が発達すると血液循環をスムーズにしてくれます。よって、体温も上がり冷え症を抑えることに繋がります。人間のからだの筋肉の75％は下半身についています。下半身を鍛えることで、より基礎代謝アップすることが出来ます。とは言っても筋肉を鍛えるほどの運動は大変ですよね。

毎日でなくても、ウォーキングなどの有酸素運動を30分間するなどでも効果はあります。また、自宅でもスクワットなど簡単に出来ることから始めていくことで冷え性を改善したいですね。

これらの冷え性改善対策を地道に行っていくことで、基礎代謝も上がり痩せることができます。